データマネジメント試験 科目B|データ活用による意思決定、検証と改善 問6
E 社のデータ活用推進チームは、データ分析の結果から、四つの対応案を挙げた。全てを同時には進められないので、次の方針で着手する順序を決めることにした。
- 方針1
- 法令への対応が必要な案は、最優先で着手する。
- 方針2
- それ以外の案は、“期待効果 ÷ 必要な工数”の値が大きいものから順に着手する。
表1 対応案の一覧
| 案 | 内容 | 法令への対応 | 期待効果(万円/年) | 必要な工数(人月) |
|---|---|---|---|---|
| A | 来店客数の予測の精度向上 | 不要 | 300 | 3 |
| B | 顧客データの統合 | 不要 | 500 | 10 |
| C | 保管期限を過ぎた個人データの削除 | 必要 | - | 2 |
| D | 発注量の計算の自動化 | 不要 | 200 | 1 |
設問 方針に従って決めた着手の順序として、適切なものはどれか。
正解:エ
解説
複数の対応案があるときは、重要度、緊急度、期待効果などの観点を決めて、優先順位を整理します。ここでは、与えられた方針を表の値に当てはめます。
- 方針1
- 法令への対応が必要な C が最優先です。
- 方針2
- 期待効果 ÷ 工数は、A が 300 ÷ 3 = 100、B が 500 ÷ 10 = 50、D が 200 ÷ 1 = 200 です。大きい順に D、A、B となります。
- 順序
- C → D → A → B
- ア 期待効果の金額が大きい順に並べていて、工数と法令への対応を考慮していません。
- イ 方針2の順序は合っていますが、法令への対応が必要な C を最後にしています。
- ウ C を最優先にしていますが、残りを期待効果の金額だけで並べています。
- エ 正解。C を最優先とし、残りは期待効果 ÷ 工数の大きい順です。
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