データマネジメント試験 科目B|データ活用による意思決定、検証と改善 問5
C 社の営業企画部の D さんは、5 店舗の先月の売上金額を集計した。結果を表1に示す。
表1 店舗別の先月の売上金額
| 店舗 | 売上金額(万円) | 備考 |
|---|---|---|
| P 店 | 100 | |
| Q 店 | 110 | |
| R 店 | 105 | |
| S 店 | 95 | |
| T 店 | 590 | 先月、法人からの大口の一括注文があった。 |
D さんは、“5 店舗の平均は 200 万円なので、来月は全ての店舗の売上目標を 200 万円にする”と提案しようとしている。
設問 D さんの提案に対する指摘として、最も適切なものはどれか。
正解:ウ
解説
平均値は、ほかと大きく離れた値(外れ値)があると、その値に引っ張られます。データの特徴をつかむときは、中央値(大きさの順に並べたときの真ん中の値)やデータの分布も確認します。
- 平均値
- (100 + 110 + 105 + 95 + 590)÷ 5 = 200 万円。計算は合っています。
- 中央値
- 小さい順に 95、100、105、110、590 と並べたときの真ん中の値で、105 万円です。4 店舗の実態に近い値です。
- ア 平均の計算は正しく、200 万円です。問題は計算ではなく、平均の解釈です。
- イ 平均は有用な指標です。ただし、外れ値があるときは、平均だけで判断してはいけません。
- ウ 正解。T 店の一時的な大口注文が平均を引き上げています。ほかの 4 店舗は 100 万円前後なので、200 万円は実態に合わない目標です。
- エ 一時的な大口注文による値を全店舗の目標にするのは、さらに実態から離れます。
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