ITパスポート|プロジェクトマネジメント 問13
あるプロジェクトの作業間の関係と所要時間がアローダイアグラムで示されている。このアローダイアグラムの B から E の四つの結合点のうち、工程全体の完了時間に影響を与えることなく、その結合点から始まる全ての作業の開始を最も遅らせることができるものはどれか。ここで、各結合点から始まる作業はその結合点に至る作業が全て完了するまで開始できず、作業から次の作業への段取り時間は考えないものとする。

正解:イ
解説
各結合点について、最も早く始められる時刻(最早結合点時刻)と、全体を遅らせない範囲で最も遅く始めてよい時刻(最遅結合点時刻)を求めます。その差(余裕)が最も大きい結合点が答えです。
- 最早結合点時刻
- A = 0、B = 15、C = 10、D = 15 + 10 = 25、E = 最大(15 + 25、10 + 15、25 + 10)= 40、F = 最大(25 + 20、40 + 15)= 55
- 最遅結合点時刻
- F = 55、E = 55 − 15 = 40、D = 最小(55 − 20、40 − 10)= 30、C = 40 − 15 = 25、B = 最小(30 − 10、40 − 25)= 15
- 余裕
- B = 15 − 15 = 0、C = 25 − 10 = 15、D = 30 − 25 = 5、E = 40 − 40 = 0
- ア B は余裕が 0 で、遅らせると全体が遅れます(A → B → E → F がクリティカルパスです)。
- イ 正解。C は 15 の余裕があり、最も遅らせることができます。
- ウ D の余裕は 5 で、C より小さい値です。
- エ E は余裕が 0 で、遅らせると全体が遅れます。
出典:令和6年度 ITパスポート試験 公開問題 問41(読点「,」を「、」に改変)