ITパスポート|情報倫理・AI倫理 問4
記述 a~c のうち、“人間中心の AI 社会原則”において、AI が社会に受け入れられ、適正に利用されるために、社会が留意すべき事項として記されているものだけを全て挙げたものはどれか。
- a
- AI の利用に当たっては、人が利用方法を判断し決定するのではなく、AI が自律的に判断し決定できるように、AI そのものを高度化しなくてはならない。
- b
- AI の利用は、憲法及び国際的な規範の保障する基本的人権を侵すものであってはならない。
- c
- AI を早期に普及させるために、まず高度な情報リテラシーを保有する者に向けたシステムを実現し、その後、情報弱者も AI の恩恵を享受できるシステムを実現するよう、段階的に発展させていかなくてはならない。
正解:ウ
解説
“人間中心の AI 社会原則”は、日本の政府が定めた、AI を社会で利用するときの基本的な考え方です。AI はあくまで人間のための道具であり、人間が判断の主体であること、誰も取り残さないことなどが示されています。
- a
- 記されていない。AI をどう利用するかは、人が自ら判断し、決定することが求められています。
- b
- 記されている。“人間中心の原則”として、基本的人権を侵してはならないとされています。
- c
- 記されていない。情報弱者を後回しにするのではなく、全ての人が恩恵を受けられるようにすることが求められています。
- ウ 正解。記されているのは b だけです。
出典:令和5年度 ITパスポート試験 公開問題 問34(読点「,」を「、」に改変)