データマネジメント試験 科目B|データの適切な取扱い 問5
J 社では、データカタログに、データごとの利用条件を登録している。営業企画部の K さんが業務で使おうとしているデータの利用条件を表1に示す。
表1 データの利用条件
| データ | 機密区分 | 第三者への提供 | AI の学習への利用 |
|---|---|---|---|
| 顧客購買履歴 | 社外秘(個人情報を含む) | 不可 | 不可 |
| 商品マスター | 社内限定 | 契約を結んだ委託先に限り可 | 可 |
| 店舗別売上集計(月次) | 社内限定 | 不可 | 可 |
K さんは、次の(1)~(4)のデータ利用を計画している。
- (1)
- 商品マスターを、J 社と業務委託契約を結んでいる配送会社に提供する。
- (2)
- 顧客購買履歴を、入力した内容が AI の学習に利用される設定の、社外の生成 AI サービスに入力して、購買傾向を要約させる。
- (3)
- 店舗別売上集計(月次)を、J 社内で運用している需要予測 AI の学習データとして使う。
- (4)
- 店舗別売上集計(月次)を、参考資料として取引先の卸売会社にメールで送る。
設問 (1)~(4)のうち、表1の利用条件に違反するものだけを全て挙げたものはどれか。
正解:エ
解説
データを使う前に、機密区分、第三者に提供してよいか、AI の学習に使ってよいかといった利用条件を確認します。一つずつ、表1の条件と照らし合わせます。
- (1)
- 違反しない。商品マスターは、契約を結んだ委託先には提供できます。
- (2)
- 違反する。顧客購買履歴は、第三者への提供も AI の学習への利用も不可です。社外のサービスへの入力は社外への提供に当たり、さらに入力内容が学習に利用されます。
- (3)
- 違反しない。店舗別売上集計は AI の学習に利用でき、社内での利用なので第三者への提供にも当たりません。
- (4)
- 違反する。店舗別売上集計は、第三者への提供が不可です。
- エ 正解。違反するのは(2)と(4)です。
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