ITパスポート|情報セキュリティ対策 問14
仮想的に二つの ESSID をもつ無線 LAN アクセスポイントを使用して、PC、タブレット、ゲーム機などの機器をインターネットに接続している。それぞれの ESSID を次の設定で使用する場合、WEP の暗号化方式の脆弱性によって、外部から無線 LAN に不正アクセスされたときに発生しやすい被害はどれか。
| ESSID1 | ESSID2 | |
|---|---|---|
| 暗号化方式 | WPA2 | WEP |
| 暗号化キー | ESSID2のものとは異なるキー | ESSID1のものとは異なるキー |
| 通信制限 | なし | 接続した機器から管理画面と LAN 内の他の機器への通信は拒否 |
| 使用方法 | PC、タブレットを接続 | ゲーム機だけを接続 |
正解:ウ
解説
WEP(Wired Equivalent Privacy)は脆弱な暗号化方式なので、ESSID2 のキーは破られるおそれがあります。ただし、ESSID2 からは管理画面や LAN 内のほかの機器には通信できないので、攻撃者ができるのは、インターネットに接続することくらいです。ESSID(Extended Service Set Identifier)は、無線 LAN のネットワークの名前です。
- ア ESSID1 は別のキーで、WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)で暗号化されているので、漏えいしにくいです。
- イ PC は ESSID1(WPA2)につながっているので、通信内容は漏えいしにくいです。
- ウ 正解。ESSID2 に不正に接続されると、インターネットへの接続回線を勝手に使われるおそれがあります。
- エ ESSID2 から LAN 内のほかの機器への通信は拒否されるので、タブレットには不正アクセスされにくいです。
出典:平成30年度春期 ITパスポート試験 公開問題 問100(読点「,」を「、」に改変)